伸縮するすまい

2016 千葉県建築学生賞 奨励賞
伸縮するすまい 動く壁がもたらす可変性
竹之内博子(たけのうち ひろこ)
 日本大学 生産工学部 建築工学科

竹之内博子 近年、単身世帯や共働き世帯の増加、核家族化の進行などに伴い、人々のライフスタイルは多様化している。
 そこで、人の暮らしの変化に対応して空間を変化させられる住宅はできないかと考えた。ここでは、空間に可変性を持たせる装置「動く壁」を取り入れた集合住宅を提案する。
 動く壁は、間仕切りや床や屋根などの役割を、壁を引き出したり回転させたり倒したりすることで果たす。この役割により、各住戸の部屋数や面積を増減させることができる。また、新たに住戸外に共用部を設けたり住棟をつなげたりすることによって、外部との関係を生むことをも可能にする。
 常に自分好みに自分が暮らしやすい空間をつくることのできる集合住宅を考えた。

作品シート1

作品シート2

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