Tokyo Residue -首都高の断片的保存による風景と水辺の継承-

2024 千葉県建築学生賞 優秀賞
Tokyo Residue
-首都高の断片的保存による風景と水辺の継承-

中山昂祐(なかやま こうすけ)
東京電機大学・未来科学部・建築学科

中山昂祐 日々変化が絶え間なく続く東京の街並み。近年の街の変化の仕方には、その場の特性を欠くような移ろいに見えていた。
 そのような中で東京「日本橋」では首都高の地下化による高架の撤去、それに加えて川沿いの再開発により日本橋の風景は劇的に変化しようとしている。
 本提案では風景と場を紡ぐため、消えゆく首都高を2つの地点で断片的保存を行い、建築操作を加えることで水上の交通・文化施設へと変換する。
 長い区間で首都高が消えることを受け入れつつ線状の首都高を断片化し、新たな場に変換するための装置として再解釈することが日本橋の風景・場・記憶の紡ぎ方である。


作品シート1

作品シート2

ページ上部へ戻る