お茶の魅力を伝えるための空間デザイン提案

2020 千葉県建築学生賞
お茶の魅力を伝えるための空間デザイン提案-静岡県掛川市の空き家をケーススタディとして-
加納あかり(かのう あかり)
 千葉工業大学・創造工学部・デザイン科学科

加納あかり お茶を急須で淹れて飲むことを習慣としている人が、若い人をはじめ少なくなっている。しかし、現代の人にこそ、お茶を淹れる時間によって生まれる「心のゆとり」が必要だと考えられる。そこで、日常の習慣に少しでもお茶の時間を設けてもらうため、お茶のある生活が体験できる宿泊施設を提案する。対象敷地はお茶の生産が有名な静岡県掛川市の住宅の空き家とする。入り口付近では宿泊しない人も出入りし、その奥には宿泊する人が交わる場所、一番奥には宿泊する人の部屋がある。以上のゾーニングから、次の検討を元に設計をする。まず、Grasshopperで数理的にキューブの構成要素の組み合わせを検討する。そして、ゾーニングを元に配置したキューブとそこで行われる行為を印象評価の結果から確認し、対象敷地に落とし込む。

作品シート1

作品シート2

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