百人町のうらみち・まなびみち

2020 千葉県建築学生賞 特別賞
百人町のうらみち・まなびみち-留学生の生活から揺るがす住まいと都市-
朱泳燕(しゅ えいえん)
 東京理科大学・理工学部・建築学科

朱泳燕 日本は留学生の受け入れを増やしているが、本質的な受け入れが整っていない。留学生の生活の拠点である新宿区百人町で、三つの敷地に学びを広げる「導線としての建築」を提案する。
それぞれの敷地で街から学ぶための持続的な仕組みを作り、建物やインフラを巻き込みながら新たな導線を設け、これらに学びの場が絡みつく構成になる。例えば敷地1では路地と商店街を巻き込み、日本語学校の教室と寮を設ける。敷地2では隣の専門学校や歩道橋を巻き込み、様々な学びの場を作る。敷地3では改築したシェアハウスと新築の銭湯を、留学生と利用者の動線を絡めるように複合させる。
以上、三つ合わせて、留学生を段階的に受け入れる形にし、百人町を再編していく。

作品シート1

作品シート2

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