連なりあう空間

2019 千葉県建築学生賞 奨励賞
連なりあう空間 -港を中心としたオリンピックレガシーの提案-
川口貴也(かわぐち たかや)
 東京電機大学・情報環境学部・情報環境学科

川口貴也 2020年東京オリンピックのセーリング会場に予定されている神奈川県藤沢市江の島湘南港。江の島は1964年のオリンピックレガシーの湘南港により飛躍的に発展した経緯がある。しかし、レガシーである人工的なヨットハーバーの湘南港と、自然豊かな観光地の江の島は物理的に一体であるが心理的に分離しているように感じる。そこで、島と港の心理的な一体化を図る手法として“連なり”を一つ一つの建築空間に生み出すことで“個々に空間が存在する”ことと同時に“一体の空間”として捉えられ、島と港の心理的な一体化ができるのではないかと考えた。本計画では江の島湘南港に新たなレガシー建築を提案し、江の島と湘南港の空間が一体となることを目指す。

作品シート1

作品シート2

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