2015 千葉県建築学生賞 優秀賞
溶け込む建築高橋沙織(たかはしさおり) 千葉工業大学 工学部 建築都市環境学科
世の中の大部分は「かたいもの」と「やわらかいもの」が存在する。建築は「かたいもの」の代表であり、衣類や食べ物など「やわらかいもの」の代表である。「人工的なかたいもの」と「自然的なやわらかいもの」に大きく分けられる。
建築は、過去の有名な建築を参考にしてつくられ、「○○らしさ」が出来ると考える。特殊な施設はイメージが先行して、大半の人は同じ建物のイメージをするだろう。そんなイメージからなる、昔からの「○○らしさ」の捉え方が現代では違ってくるのではないかと考えた。昔からの「○○らしさ」が今の時代とは異なる。「やわらかい」を使い、現在嫌われてしまった施設を建築全体でイメージを変える。