2020 千葉県建築学生賞
他人事じゃない話-複合施設型自立支援施設-仲山千文(なかやま ちふみ) 東京電機大学・未来科学部・建築学科
・設計趣旨
上京した時から日に日に増す違和感。
“ホームレスが無いものとして過ごされていること”
それは行き交う人からしたら当たり前だった。
「怠け者・欲に身を滅ぼした者」ホームレスと聞いてイメージする事はほぼこういった類いだろう。しかし、彼らの背景は多様化しており一括りにはできない。彼らの中には、近々まで社会で働いていた人も多い。そして、ホームレスはいつ誰が陥ってもおかしくないものだ。
何かのきっかけで路上生活に陥ってしまった方をターゲットに、再び自分の思う生活を送れるよう。路上生活を長期化させない、彼らが失った物(衣食住・home・house等)へのリハビリをしつつ、居場所となるセーフティネットを計画する。
これは未来の私のための計画でもある。