熱海の玄関口となる、コミュニティーの拠り所

2018 千葉県建築学生賞 優秀賞 JIA全国大会出品
熱海の玄関口となる、コミュニティーの拠り所
松本竜太(まつもと りょうた)
 千葉工業大学・工学部・デザイン科学科

松本竜太 地域コミュニティーの活性化。近年各地で求められている大きなテーマの一つである。人やモノの繋がり、地域性や場所性が重視され、経済を支えるための商品を乱立するまちづくりから、「そこにしかないもの」が求められる方へ時代の流れがシフトしたのである。
 現在熱海市には、生涯学習の仕組みはあれど、活動を行う場所が足りていないことや、高い高齢者率による将来にかけての人口減少、世代間交流がない、観光客の居場所はあるが、地域住民の居場所が少ないなど、問題が多くある。土地利用のされ方についても、未だに高層の建物が着々と建設されていき、居場所が増えそうな気配はやはり感じられない。この現状を踏まえ、先の熱海を考えるため、あえてホテル街に敷地を選定した。熱海の地域コミュニティーを育むための複合型学習施設を提案した。

作品シート1

作品シート2

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