まちを明るくする駅舎 -余白から鼓動した本当にいい病院のあり方-

2024 千葉県建築学生賞 奨励賞
まちを明るくする駅舎
-余白から鼓動した本当にいい病院のあり方-

小野愛莉(おの あいり)
明海大学・不動産学部・不動産学科

小野 愛莉 計画対象地は、一昨年大雨により浸水被害があった青森県鰺ヶ沢町。災害により、まちの衰退化が加速する過疎地域で、地域資源を活かした施設を取り入れた「まちを明るくする駅舎」を計画した。
 ガラス窓の多いドーム型の駅舎とすることで、光を多く室内に取り込み、夜はまちを明るく照らす電球のような駅舎、どの方角から見たときも同じ形はシンボル的な存在となる。また、積雪や海風に耐えうる、この地域に適した構造となっている。中は不揃いに配置された吹き抜けと窓ガラスにより、複雑に光が入り込む。
 単なる鉄道の乗降場所としての需要が低下する現在、住民たちの憩いの場と、地域資源・観光資源の価値を最大化するための新たな駅舎を提案する。


作品シート1

作品シート2

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