2019 千葉県建築学生賞 奨励賞
行川アイランドの再生計画 -リゾート跡地に作るグランピング風宿泊施設-鈴木和(すずき なごみ) 千葉職業能力開発短期大学校・住居環境科
リゾート施設の設計では利用者が日常生活では感じることのできない非日常的な空間にすることが重要である。現代社会で生活している人々は常に時間に追われ、四季の変化や「何もしない時間」を楽しめていない。グランピング自体は「なにもしないことをする」を基準として考えられている。いつも肌身離さず持っている携帯電話を置き、頭をリセットしたり絵や字を書いたり本を読むことなど普段できないような過ごし方をすれば時計の針がゆっくりと進むようなひとときが楽しめると考える。
そのため、各施設の空間の作り方や宿泊棟からどのような景色が見えるのかを考えながら設計した