2017 千葉県建築学生賞 奨励賞
えんがわでひらくまち
ゆるやかにとけあう内と外・ゆるやかにとけあううちとそと廣部 澪(ひろべ みお)千葉工業大学・工学部・デザイン科学科
ゆるやかにとけあう内と外・ゆるやかにとけあううちとそと廣部 澪(ひろべ みお)千葉工業大学・工学部・デザイン科学科
我が国では、少子高齢化や人口減少の問題に直面しており、都市の持続的発展において課題となっている。本研究の対象敷地である木更津駅西口はその問題に直面している地域のひとつである。自動車交通が増加した影響より、従来からの商店街を利用している人は少なく、活気が見られない状況である。そこで、「えんがわ」をコンセプトに、まちへの開き方を設計することで動きのなかったまちに動きを生み出し、人の往来のなかった場所に人が来ることで、人がそれぞれの場所をつなぐコンテンツとして働き、持続し定着する。日常時とイベント時をつなぐ地域活性化の新たな仕組みとして「まちオフィス」「ゲストハウス」「期間貸し出し店舗」を提案する。