Sea side quintet -人を導く港町の守り手-

2024 千葉県建築学生賞 奨励賞
Sea side quintet
-人を導く港町の守り手-

長津海月(ながつ みづき)
日本大学・生産工学部・建築工学科

長津海月 港町の人々はきれいな海が見える反面生きていくために必要不可欠である海と向き合うという側面がある。防潮堤によってそれが阻害されているのではないかと考える。
 三重県紀北町にある防潮堤は、町と港を切り離すようにある、そこを計画地とした。防潮堤の更新により町の機能を巻き込み、海が見えなくても感じることのできるコミュニティ施設の設計を行った。
 新たな防潮堤の機能は、公園、マルシェ、音楽堂、図書館、パビリオンは、海と山の音を取り込みながら地域に開く。また、防潮堤への動線は避難路と海を視線でつなぎ、避難場所が分かるという仕組み。町と海の境界となっている防潮堤は人と自然をつなぐ新たな賑わいの帯となる。


作品シート1

作品シート2

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