江戸薫る橋架

2021 千葉県建築学生賞 JSCA賞
江戸薫る橋架-点在する文化財を繋ぐ後継者養成施設-
柿添蓮(かきぞえ れん)
 千葉大学・工学部総合工学科・都市環境システムコース

柿添蓮  平成27年より日本遺産への認定が開始された。これにより従来の「点」として保存重視であった文化財行政に比べ、「面」として活用重視による地域の活性化を図った。
 しかし、開始から6年経った現在、認知度不足や人材不足といった課題が挙げられる。そこで、人が集い文化を継承する空間の整備を計画する。
 対象地は、千葉県佐倉市。城下町として栄えた街並みは急勾配の地形が形成され過度な垂直移動が不可欠となり問題視されている。この地に回遊性の向上を目的とした動線の確保と地域住民と深く関わりあう伝統技術の後継者養成施設を提案する。
 地域住民の地元への愛着が醸成され後世も愛される場所となると同時に、日本遺産の振興が全国に広がっていく。

作品シート1

作品シート2

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