牡蠣と竹と生きる島〜循環型牡蠣養殖施設の提案〜

2022 千葉県建築学生賞
牡蠣と竹と生きる島〜循環型牡蠣養殖施設の提案〜
坂倉康太(さかくら こうた)
 千葉大学・工学部・総合工学科・都市環境システムコース

坂倉康太 広島県江田島市は穏やかな海域を活かし、古くから牡蠣養殖が盛んに営まれてきた。
しかし近年、牡蠣筏で使われる竹の野焼き処分や、大量のプラスチック養殖パイプが海へ流出するなど、牡蠣養殖による環境汚染が地域住民へ被害を及ぼしている。 一方、地域内では耕作放棄地を中心に竹の増殖が問題となっている。
そこで、地域の未利用資源である竹を牡蠣養殖資材とし、土壌改良剤や雑草対策として再度地域へ還元する循環型牡蠣養殖施設を提案する。
本計画は、牡蠣養殖業者と地域住民の関わりを強化させ、牡蠣養殖の環境問題、竹害解決への道筋となる。持続可能な牡蠣養殖、豊かな海と山の環境を守り、次世代へ継承していく。

作品シート1

作品シート2

ページ上部へ戻る