月日と流れる

2024 千葉県建築学生賞 特別賞
月日と流れる
野澤美遊(のざわ みゆう)
千葉大学・工学部・総合工学科建築学コース

野澤美遊 四季が彩る美しい山と川の間に、自然と共に生きるための場を計画する。時と水の流れと共に変容する建築は、夏は緑に、冬は雪に覆われ風景と一体となる。人は、豊かさと厳しさをもたらす土地の営みに寄り添う。
 対象敷地は母の故郷である、山形県の朝日川河川公園。地域交流の拠点として、非常時には避難所として機能する建築を提案する。対岸の、現在アトリエとして利用される廃校との関係も考慮し配置計画を行った。天然の材料で構築し、リジェネラティブな建物とする。土地への敬意をこめて、ここに風景と共に移り変わり、人間だけでなく草木、虫、動物や微生物を含むそこで生きる生きものを支える、まるでそこで生きているかのような建築を提案する。


作品シート1

作品シート2

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