都市を耕す〜今日における地縁的農業コミュニティの形成〜

2022 千葉県建築学生賞
都市を耕す〜今日における地縁的農業コミュニティの形成〜
軽部要人(かるべ かなと)
 千葉工業大学・創造工学部・建築学科

軽部要人 古くから、私たち日本人は、大地を耕し作物を得るといった農業を通じて、暮らしを築いてきた。集落というコミュニティの中での、農業を介した助け合いは、日本の暮らしの原風景ともいえる。しかし今や、都市の農地は宅地へと変化し、農を介した繋がりは希薄になっている。もう一度、都市農業が地域の生活とより共生する街をつくれないだろうか。それにより「農」を介した地域の活性化だけでなく、都市農業の活性化や地産地消、農業の6次産業化を図れるのではないだろうか。本提案は、そんな日本の暮らしの原風景を取り戻すべく、設計した3つのプロジェクトを通した、地域を一体化する地縁的農業コミュニティを形成する試みである。

作品シート1

作品シート2

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