敷地の中だけで建築が完結し自分たちのみ良い環境を作ることは、都市をつまらないものにしていると感じる。そこに建築が建つとき、敷地境界を越えて考えることがより新しい空間の可能性を生むのではないだろうか。孤立した街を一つの建築と見立てた時、そこであまり担保できていない都市活動や補足するべきプログラムを集約させ、街の人が常に使い続ける街の玄関としての新しい関係性を生む建築を提案する。
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